大分県で土木系の工事をメインにされている事業者様から、許可取得のご相談で一番よく聞かれるのがこの質問です。

「土木一式の許可を取れば、足場も基礎工事も、土木に関する工事なら何でも請け負えますよね?」

実はこれ、建設業許可において最も多い、そして最も危険な勘違いなんです!

土木系の許可を取る際、「土木一式工事」と「とび・土工・コンクリート工事」のどちらを取得すべきかで迷う方は非常に多くいらっしゃいます。 今回は、この2つの業種の違い、できる工事・できない工事、そして許可を取るための要件について、専門用語を使わずにわかりやすく解説します!

「土木一式工事」とは?(総合的なマネジメント)

土木一式工事とは、一言でいうと「大規模で複雑な土木工事を、総合的に企画・指導・調整して完成させる工事」のことです。

自社で重機を動かして作業するというよりも、元請けとして全体を監督し、各専門業者(足場屋、鉄筋屋、舗装屋など)を束ねてひとつの大きなプロジェクトを完成させるようなイメージです。

具体的な施工例

できる工事・できない工事の注意点!

許可を取るための要件(専任技術者)

以下のいずれかを満たす人が営業所に常駐している必要があります。

「とび・土工・コンクリート工事」とは?(土木・建築の土台)

とび・土工工事は、足場の組み立て、土砂の掘削、コンクリートの流し込みなど、土木・建築工事の「土台」となる非常に幅広い専門工事です。

街中で見かける工事現場の作業の多くが、この業種に含まれるといっても過言ではありません。土木系の業者様にとって、最も実用性が高く、最初に取得されることが多い業種です。

具体的な施工例

できる工事・できない工事の注意点

許可を取るための要件(専任技術者)

以下のいずれかを満たす人が営業所に常駐している必要があります。

まとめ:自社の「実際の工事内容」に合わせて選ぼう!

「大は小を兼ねると思って、とりあえず一式を取ろうと思ったけど、間違いだった!」

この記事を読んで、そう気付かれた事業者様も多いのではないでしょうか。 「土木一式」はあくまでマネジメントの許可であり、現場の第一線で重機を動かし、コンクリートを打つような専門工事を単独で請け負うためには、「とび・土工」などの専門許可が必要になります。

というのが、基本的な選び方の基準になります。(もちろん、要件を満たせば両方同時に取得することも可能です!)

「うちが普段やっている工事は、一体どの業種に当てはまるの?」 「一式ととび・土工、うちの役員の資格でどっちが取れそう?」

業種の判断は非常に難しく、役所との見解のすり合わせも必要になります。迷われた際は、悩んで時間を浪費してしまう前に、大分県建設業許可センターへご相談ください。 貴社の過去の契約書や請求書、お持ちの資格を拝見し、どの業種で許可を取るのが一番会社の強みになるか、専門家目線で無料で診断いたします!

お電話やお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡くださいね。